11月に入って、日本留学を決める本番のEJU試験に向けて、夜学習が始まりました。
学生たちは、夕方6時まで補習を受け、一度寮に戻って夕食をとったりお祈りをしたりした後、8時にもう一度教室に集合します。
学生たちにとって、物理が一番難しいので、この企画は物理の先生たちで始まりました。
私たちも学生寮でご飯を食べて、夜学習に備えます。この時期の勤務時間は、15時間近くになります。
教室に入り口には、夜学習の張り紙があります。
その右下に見えるのは、学生たちに対する教員評価の張り紙です。評価の結果は後で私たちにも公表されます。
夜学習は夜10時まで行われます。
学生たちは、昼間と違って思い思いの服装でやってきます。(もちろんトドンはかぶっていますが)
この時の服装は、日本の高校生とあまり変わりません。
物理は、日本語の言い回しも複雑なため、日本語を学び始めて1年半の学生たちには、問題文の意味を理解するのが大変です。
また、EJU(日本留学試験)での物理は、私が解いても50分くらいかかる問題を、化学と合わせて80分で解かなければいけません。
当然のことながら、学生たちは全部の問題を解くことはできません。問題を最初に見たら、短時間に解ける問題かどうか判断することも重要になってきます。
この短期間でどれだけできるかわかりませんが、やれるだけのことはやって、結果を待ちたいと思います。
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